入社から3年目まで ― 基礎を固め、仕事を任されるまで
入社1年目は、ひたすら業務内容を覚えることに必死でした。設計・プログラミング・単体テストの流れは理解していたものの、成果物として何を準備すべきか、どのような申請書が必要かなど、プログラミング以外の業務も多く、覚えることがたくさんありました。
OJT期間中に基本的な作業は学びましたが、実務では案件に沿ったプログラム改修が中心となるため、プログラミングスキルやテスト観点が不足しており、上司にサポートしていただきながら業務を進めていました。
2年目には配属先の現場が変わり、新しい現場のルールを一から覚える必要がありました。大変ではありましたが、前の現場に長く在籍していたわけではなかったため、比較的早く適応することができました。この年も引き続き、低難度の案件を中心に、設計・プログラミング・単体テストを担当しました。仕様調整が必要な場面では、お客様との打ち合わせにも参加しましたが、慣れないやり取りは先輩社員にサポートしてもらいながら進めていました。また、この現場では毎年新入社員が配属され、副指導員として新人研修にも関わりました。
3年目になると、これまでよりも規模の大きな案件を担当するようになりました。数か月単位で進む案件では、やるべきことやスケジュールを事前に想像することが難しく、タスクを洗い出し、計画を立てて取り組むことの大切さを学びました。小規模な案件であれば、一人でタスク管理やスケジュール調整を行い、完遂できるようになりました。
4年目以降 ― 上流工程と後輩育成への挑戦
4年目から現在(5年目)にかけては、主に大規模案件の要件定義を担当しています。4年目は初めての要件定義ということもあり、お客様の業務知識や、幅広いシステム知識が求められ、特に苦戦した時期でした。お客様の要件をどのようにシステムに落とし込むかを検討し、その内容を分かりやすく説明するため、何度も会話を重ねながら認識をすり合わせていきました。この経験を通して、説明力や調整力が鍛えられ、自身の大きな成長につながったと感じています。
5年目には2件目の要件定義を担当し、進め方やお客様との調整は比較的スムーズに行えるようになりました。一方で、システム化の内容が複雑なため、要件整理や実現方法に悩む場面も多くあります。難易度は高いものの、若手のうちから上流工程を経験できていることは貴重であり、日々成長を実感できるやりがいのある仕事だと感じています。
また、新人研修では4年目から正指導員として関わっています。新入社員への説明や質問対応の際には、自分が新人だった頃の気持ちを思い出し、できるだけ分かりやすく伝えることを心がけています。忙しそうで質問しづらいと感じないよう、こちらから声をかけ、相談しやすい雰囲気づくりを意識しています。
振り返ると、1~2年目で仕事を覚え、3~4年目で一人前になり、5年目以降で応用力を身につけていく、そんな成長の流れだったと感じています。
未経験でこの業界に入り、成長は決して早い方ではありませんでしたが、その分、3年目以降は新しいことに積極的に挑戦させてもらいました。困ったときには、上司や先輩社員が理解できるまで丁寧に説明してくださり、今振り返ると、とても恵まれた環境だったと感じています。